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オペラ『末摘花』劇場日誌(9月13日):石窪朋

 オペラ『末摘花』千秋楽を迎えることができました!


観にきてくださったみなさま、

支えてくださったみなさま、

チラシを手に考えてくださったみなさま、

本当に本当にありがとうございました!


毎日劇場に入る時に行う検温も、絶対大丈夫と思っていても、毎回ちょっとピリッと緊張していました。今回、お客さまもこのピリッとを味わって観てくださったんだなぁと思うとこれも頭が下がります。


そして、公演後にロビーに出てご挨拶もできない今回、カーテンコールが唯一のお客さまとの交流でした。

少しずつ客席が明るくなり、うっすらお客さまの顔が見えてきた時は感慨深かったです。

「この瞬間を待っていたぁ〜!」と思うくらいでした。


ありがとうございます…しか出てきません。

千秋楽の日のことを面白おかしく書こうと思ったのに、全然面白いことが出てきませんでした…すみません、そこのところは他の座員にお任せしたいと思います…。


個人的にも、こんにゃく座としても本当に前に進むことができたと実感した公演でした♪


『紫組の千秋楽前にパチリ』

『光組の千秋楽前に寺嶋さん、萩さん、大石さんと共にパチリ』

オペラ『末摘花』劇場日誌(9月11日):熊谷みさと

みなさまこんにちは。
オペラ『末摘花』で衣裳部をやっております、熊谷みさとです。ちゃみです。


今回の衣裳部は、衣裳部というより床山部というべきか、毎日みなさんの御髪にかける時間がまあたいそうなものです。
髪が命の時代ですし、源氏の君は末摘花の髪に惚れたそうですから、大事ですよね、髪…
『おぐりとてるて』の衣裳部でカツラと格闘した経験が無かったらきっと毎日大泣きしていたと思いますが、その日々を経て末摘花のウルトラスーパーロングを愛でる今、あんなにヒーヒー言ってた『おぐりとてるて』で使うスーパーロングが可愛いものに見えるようになりました。

こんな長い髪で、袴も着物も引きずったスタイルが日常だなんて、身の回りのことは全て下々の者が世話をして、本当に何一つ自分ではやれなかったんだろうなあ…Tシャツ1枚で軽々と動き回れる今を生きられてラッキー!と毎日思います…まあ当時生まれていても庶民だろうから軽装でしょうけどね!

さて、毎朝カツラを整え、衣裳にアイロンをかけたり破れを直したりして、みんなの着替えをやいやい言いながら見守ったのち、本番中の私は大体下手(しもて…客席から舞台に向かって左)側の舞台袖で、姫の長袴のお世話をしたり、長い掛け着のお世話をしたり、御髪のお世話をしたりしています。

毎度のことながら、舞台袖では役者の素(す)と舞台上の物語の狭間に裏方の仕事や楽しみも入り混じり、不思議な光景が繰り広げられます。




紫組の姫と少将。落ち着いて出番を待っていますね


…と思いきや、少将が出て行った途端、姫は脚を上げてトレーニングを始めました。



少将が出て行った後には、スリッパの足跡が…掛けに引っかかっていつもこうなります。着物につれられて舞台上にスリッパが出現してしまわないようにとても注意が必要です。





舞台上で繰り広げられる物語とリンクしてポーズを取ったり、謎の動きを披露しているのは、今回の衣裳部の相棒、あかねさんです。
これまで衣裳部をやったことがなかったというあかねさん、着物好きで時々素敵な和装姿を見るから、という理由で今回指名させていただきました。大先輩でもあるあかねさんは、私のような小娘(という歳でももはやないけれど)に、その縫い方は違う、その結びはなっていない、洗濯はこうしろなどと必要以上に小言を言われても、嫌な顔一つせずに丁寧にお仕事をしてくださいました。そしてみんなの着付けをしっかりみてくれて、カツラのこともどんどん研究してくれて、とっても助けられました。
そして舞台袖でもこの謎のサービス精神。見習っていきたいです。



と、言っている間に凄い勢いで袖に駆け込んできて黒い箱に項垂れるのは光組の宰相さん。
どれだけのパワーを爆発させているかこの光景をみただけでも伝わってくるようです…決してこの黒い箱が愛おしくて堪らないというわけではないのです…



あちらに横たわっているのは演出部のボス、北野さん

ずっと働き詰めですからね、ちょっとした隙間時間に横たわれる大事なスペース…おやすみください…


という間も無く演出部相棒の泉と共にお仕事お仕事!

演出部にも物を作ったり動かしたりという以外にもいろいろなお仕事があるのです。



楽屋では、一足先に出番を終えた右近と左近が反省会をしていました。


オペラ『末摘花』、残すところあと2日です。 みんな健康で、やり遂げられますように!


オペラ『末摘花』劇場日誌(9月9日):西田玲子

昨日無事に紫組の初日が開き、

本日のマチネは光組の初日です。


一昨日ゲネプロをしているので、初日の前の通し稽古はありませんが、本番前には照明付きで念入りなお稽古。







座席の消毒をする座員が暗闇の客席で蠢いくなか、お稽古は本当に時間ギリギリまで続きました。





この日は前売り完売。ロビースタッフの私たちは、どんな初日だろうかとドキドキしながら、上演中はロビーの消毒。






カーテンコールの拍手と、出てくるお客様の顔で、良い初日だったのだなと感じました。


今回は、紫組と光組は、芝居の感じも立ち位置もかなり違う。

スタッフ泣かせのダブルキャスト。 

だから、スタッフにとってもまた、無事に両組の初日が開けたことでようやくほっとひと息、と言う感じだと思います。


ソワレは紫組、私は観させてもらったのですが、稽古場の通しからゲネプロはまたぐんと良くなっていて、さらにお客様が入ると、またぐんと。どんどん変化していくので千秋楽はどんな感じになるか。

お客様と創っていくような感覚で、舞台はこういうところが本当に面白い。


前売り完売の日もありますが、当日券は必ず出ますし、まだ余裕のある日もあります。ぜひ両組を。その成長を

お待ちしております。



観劇して、感想とか、おしゃべりしたいけどお店に入るのはちょっと、という方に。

私のお気に入りの場所を紹介いたします。

六本木ミッドタウン。

オープンエアスペースにテーブルや椅子があって、裏手のスペースは公園も見えたりしてとても素敵。

夕暮れからは気持ち良いのでちょっとお茶を買って、なんておすすめです。






おまけ


紫組の初日に来てくださいましたこんにゃく座でも近いところだと『イヌの仇討ち』や『天国と地獄』など出演していただいているバイオリニストの山田百子さん、私と上下反転カラー!うれしくって。




オペラ『末摘花』劇場日誌(9月7日):森友希

オペラ『末摘花』劇場入りして 3 日目。今日は光組のゲネプロ(本番さながらのリハーサル)の日です。

俳優座劇場に寝殿造のお屋敷がお目見えしました。歴史の教科書で見た“アレ”です。
衣裳を纏って、廊下を歩けば、そこはもう「源氏物語」の世界… となるように、最後の追い込みをしています。


さて、今日はご来場予定の皆さまに、劇場入り口から客席までの流れをご説明します。

新型コロナウイルス感染症対策のため、いろいろと段取りがあります。皆様に安全に安心してご鑑賞いただくため、ご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。


では、正面入り口からスタートです。

①検温
まずは、劇場入り口で検温を行います。
非接触型体温計でご来場者お一人お一人、スタッフが検温します。

どんなに背の高いお客様でも、頑張って… 検温します。

※検温の結果、37.5℃以上のお客様はご入場いただけません。あらかじめご了承ください。


②消毒
検温を無事に通過すると、次は消毒スプレーを持ったスタッフが待ち構えております。

両掌を前に差し出してください。スタッフがシュッと消毒液を一吹きいたします。
これで入場の完了です。

※アレルギーの方は、ご自身の物をお使いいただくか、トイレでの手洗いをお願いします。


ここからは二手に分かれます。
まずはチケットをお持ちの方。


③もぎり
消毒液を手に馴染ませながら左手のもぎりコーナーへお進みください。

今回、チケットをもぎる作業はお客様にお願いしております。

もぎり台の上でチケットをスタッフにお見せください。
表(日時と券種)と、裏(来場者情報の記入の有無)をスタッフが目視で確認します。
確認が済みましたら、チケットを点線でちぎり、小さいほうの半券を箱に入れてください。

ご来場前に、チケットの裏に「氏名」と「電話番号」を記入してきていただけますと大変スムーズです。
家を出る前の荷物チェックの際は、チケットの“裏”まで、ぜひとも確認してください。

ここまでくれば、客席まではもう一息です。


と、その前に、チケットをお持ちでないお客様のご説明を…

③'チケット精算・受取
チケットをお持ちでない方は、消毒が終わりましたら、そのまま真っ直ぐ、目の前の受付までお越しください。

そこでチケットをお受け取りいただき、そのまま隣のチケット記入台へ。


④'来場者情報の記入
ここで、チケットの裏に「氏名」と「お電話番号」をご記入ください。

※必ずその席に座る方の情報を記入するようにお願いします。


⑤'もぎり
記入が終わりましたら、もぎりコーナーへ。
もぎりが済みましたら、階段を上って、客席入り口です。


…とっ、客席に入る前に、こちらにご注目。

⑥'チラシ置き場
こんにゃく座の最新情報が詰まったチラシ束でございます。
こんにゃく座次回公演の情報はもちろん、オペラ『末摘花』を見る前にぜひご一読いただきたい、“『末摘花』単語集”など、内容盛りだくさんです。ご自由にお取りください。


さあ、そしてやっと客席内へ。

客席は前後左右1席ずつ空けての着席になります。

使用しない座席はバンドで固定しています。


また、開場中・休憩中は、外気を取り入れ、扇風機を回すなどして、換気を行います。
公演中は、客席扉を全て閉めますが、劇場の設備により、客席内は常に換気されています。


上演時間は、一幕 65 分 休憩 15 分 二幕 50 分 の予定です。


お席でもマスクを着用していただき、お喋りはお控えください。
入退場時、お手洗いの順番待ちなどの際は、適切な距離を保ってください。

また、島田さんお手製の“足踏み消毒台”をロビーに2台設置しております。

ご自由にお使いください。

その他、新型コロナウイルス感染症予防対策に関しては、こちらをご覧ください。

客席までの流れは劇場入口にも掲示しますので、こちらでもご確認ください。


いよいよ明日は初日です。
万全の対策を講じ、皆様のご来場をお待ちしております!

オペラ『末摘花』劇場日誌(9月5日):壹岐隆邦

土曜日だからなのか、はたまた違う理由からか、いつもより人通りもまばらな六本木──
オペラ『末摘花』、本日より劇場入りです。

ひとりひとり検温・消毒をして入場。
仕込みも密にならないようにと、照明と舞台の搬入時間をずらして行います。

いつもの使い慣れた劇場だけれど、ちょっぴり新鮮な仕込みです。

そんな新鮮な仕込みの様子を座日記で……と思ったけれど、今回わたしは"チケット係"という制作側の仕事に就いていて、舞台の仕込みにはほぼ関わらず。
なぐり(金槌)もインパクト(ドリル)も使わない"仕込み"は、それだけで新鮮なのでした。
インパクトの代わりにインターネットを使い、金槌の代わりに金券(チケット)を扱っております。


それはさておき──
楽屋の隅っこでチケット処理をしている私の横では、衣装部さんが延々、長い髪と向き合っています。
楽屋も風通しが良いように、と新鮮な配置。

舞台も、口の大きい搬入部を開け放して、舞台づくり。
残念ながらヘルメットを被っていない私は舞台に上がれないので、袖や客席からの写真をどうぞ。
ロビーも、今までにない新鮮な配置になっています。
詳しくはまた、後日の座日記にて。


さあ、公演も間近。
皆様に安心してご観劇いただけるよう、本番までの準備も、最後まで気を抜かずに取り組んでいます。
ひとりでも多くの方にご覧いただけたら、嬉しいです。
アマビエ様にもお祈りをして、皆様のご来場を心よりお待ちしています。

オペラ『末摘花』稽古場日誌(8月30日):山本伸子

蝉が激しく鳴く、暑さ厳しい残暑日。

皆さま、お元気でしょうか。


今回光組の叔母さん役を演じます山本伸子です。


今日は紫組中心の日。稽古と通し稽古でした。

その裏で光組は自主稽古。そこに汗だくの紳士がアイスクリームの袋を持って現れました。照明家の成瀬さんです。暑い昼下がりにはアイスクリームが1番!

差し入れありがとうございます。

この日は富山さんから桃もいただきました。稽古場ってなんて素敵。














アイスクリームをまさに食べようとしているのは、今回演出助手を担っている歌役者の青木美佐子さん。私たちに的確なアドバイスをくれる一方、無駄のないように稽古を進めてくれています。 










ピアノを弾くのはマエストロ寺嶋さん。

マエストロに稽古から弾いていただけるなんて、なんて恵まれた環境だろう!と毎回感動してます。









そして今回唯一の男性出演者。ということで、われわれの光の君でもあるのです。


着々と劇場入りする日が近づいてます!

オペラ『末摘花』稽古場日誌(8月28日):沖まどか

残暑厳しい今日この頃、

いかがお過ごしでしょうか??


こんにちは☆歌役者の沖まどかです。


いよいよ大詰めの稽古場にやって来ました!!本日は、光組の通し稽古でした。

演出部チーフの北野さんもお元気そうに新しく出来上がった装置についてみんなに呼びかけておりました。元気で何より!



今日の通しは衣裳付きではありませんでしたが、カツラと掛けを付けているだけで平安の世界に誘われます。

でも、スマホを片手に(笑)

しっかり通しを録音して研究するんだそーです。


末摘花さんは一際、御髪(おぐし)が長くていらっしゃいますので、衣裳部チーフのチャミさんも手伝ったりなんかして。



通しを観ている最中、紫組の人たちは楽譜を見て、お互いの歌やら動きやらをチェック☆

お互いに高め合って作品が出来ていくのですね!!


おや?なんか?誰か?平台の中に?…誰かいる?

この写真からは何も分かりませんね(笑)

何が起こっているのかは、本番をお楽しみにっ♡



最後の1週間!

どんどん変化していくことでしょう(◍˃̶ᗜ˂̶◍)ノ"

劇場が平安の時代にタイムスリップするのだろーなー。。。楽しみです!!!

皆さまもお楽しみにっ☆*°


オペラ『末摘花』稽古場日誌(8月25日):岡原真弓

 末摘花稽古場、めちゃくちゃ盛り上がっております。これは、もしかしたら、出演者女子だけ!という、こんにゃく座史上始めてのことだからでしょうか?

なんだか、盛り上がっています。
理由その一、源氏の君さまがいっぱいいるのです。
(左から、演出助手の青木さん、演出の大石さん、振付の向氏、音楽監督の萩さん)
(左から、舞台監督助手の石橋さん、舞台監督の八木氏、照明家の成瀬氏)


演出、振り付け、本番ピアニスト、稽古ピアニスト、舞台監督、座内演出部、照明、舞台、全て男性!
だからでしょうか?

いえいえ、盛り上がっている理由その二。
ダブルキャストでお互いに通し稽古で間違ったところなどを駄目書きしあうと言う事をやっていいるからです。お互いが自分の注意点を含めての駄目出しなので、全然違うキャラクターが相乗効果で混ざりあいます。

本日の両組通し稽古には、稽古ピアニストの青年2人が寺嶋先生のピアノを聴きに?やってまいりました。
ピアニストが3人揃うなんて、稀に見る光景。
(本番ピアニストの寺嶋氏。稽古もたくさん弾いてくださってます!)
(左から稽古ピアニストの五味氏、入川氏)

オペラ『末摘花』稽古場日誌(8月21、22日):齊藤路都

 21日光組22日紫組の初通し。

初通しを前にファンクラブのお客様から桃が届きました。














追熟させるとより美味しいということっだったので、22日に食べることを決めたのですが・・・


おいしいものが大好きな花島宰相。桃が食べたいと柱にしがみついて泣いておいででした。(←もちろん本当のことではありません) 真木柱の姫とお呼びしたくなります。


待ちに待った22日。

紫組の初通し稽古の日に、花島さんが切り分けてくれました。


おいしくいただきました。ありがとうございます。



光組の姫が御自ら撮影の段取りをしてくれて














演出部のあっちゃんは衣装をひっかけそうな場所を養生してくれました。


スムーズにコーナーを回れたのかな?ゆず子さん、笑顔です。


同じ音楽、同じ衣装、同じ装置の上にいてもまったく違う惑星の[末摘花]です。

さらに磨きをかけていきたいとおもいます。